理事長あいさつ

学校法人愛知学院 理事長 中野 重哉

理事長 中野 重哉  学校法人愛知学院は、愛知学院大学大学院9研究科13専攻、愛知学院大学9学部16学科、愛知学院大学短期大学部、愛知学院大学歯科技工専門学校、愛知高等学校、愛知中学校を擁する総合学園です。本学院は、明治9年(1876年)に曹洞宗専門学支校として開設され今日に至っております。本学院の教育は、仏教の教えを建学の理念とし、曹洞宗の教えを実践する「行学一体」「報恩感謝」を揚げています。行学一体の「行」とは修行のことですが、学業に勤しむこと、スポーツやボランティアなどに行動すること、「学」とは学問・知識(智慧)のことで、行には智慧が、学には行動が、それぞれともなっていなければなりません。報恩感謝とは、本学で学ぶことのできる喜び、自己のいのちや社会に感謝し、その恩恵に報いることです。今日、人びとが経済的物質的に豊かさを手に入れる一方、人と人のつながりは薄れ、人心の荒廃は進んできました。そして、「少子高齢化」「格差社会の拡大」「孤立する家族」など明日への希望や生きる気力を見失い、「いのち」というものに対する感覚が喪失しています。そうした社会にあってこそ建学の理念を持って、社会の人びとに積極的に向きあい、共に支えあい、視野を広げて物事に対処し行動できる人材養成を図っています。そして、一人ひとりが高い知識を身につけ、自分の可能性を見つけ、人間的魅力を発揮して、社会に貢献できるように私たちは支援していきます。

  特に、平成26年に開設した名城公園キャンパスは、緑豊かな名城公園隣接という環境を存分に生かし、さらに企業や官公庁が集中するビジネスの最前線を肌で感じることのできる都市型キャンパスです。この立地条件を生かし、商学部、経営学部、経済学部のビジネス系三学部を集結し、幅広い知識を横断的に身につけ、中部地区はじめ日本の将来を担う人材育成をめざしています。また、地域社会に開かれた大学をめざし、キャンパス近隣の方々や商店街との連携も密接に図り、地域社会の人びとと共に育つ、地域社会に根ざした地域特性を踏まえた大学を現します。昨今、学生の教育方法や授業評価など教育の質的向上が重要視されますが、学内にとどまらず地域社会と一体となった体験学習、地域貢献やボランティア、海外研修などの学習支援の充実を推し進めてまいります。

  さらに、本学院から約12万5千人を社会人として送り出しており、なかでも愛知県内の社長数ランキングは常にトップクラスで、特に中小企業の社長も多く、地元に根差して活躍したいという志向が強いとの結果が得られております。キャリア教育、就職支援、インターンシップなどマネジメント力を強化し、今後とも中部圏内外の経済をリードする人材の輩出に期待がもたれます。

  名古屋に新たな歴史の第一歩を刻むためにも多くの方々のご協力ご理解をいただき、教職員ともども一丸となって次世代に向けて、本学院の発展に尽力してまいりますのでご支援を切にお願い申し上げます。